京都大学学術研究支援室（KURA）と研究推進部は、【くすのき・125】事業とその採択研究者を紹介するブースを、2022年6月18日～19日に開催された「京都大学創立125周年記念行事」に出展し、同日に開催された「アカデミックマルシェ」や「アカデミックデイ」に来訪した本学OB・OGや、ひろく一般の皆さまに向けて、約200部の冊子を配布するとともに17名の採択者の研究活動を紹介しました。会場には、本学で研究することを志す中高校生も多数参加していたため、彼ら彼女らの科学への好奇心と本学の研究活動を繋ぐ一環ともなりました。

【くすのき・125】は、京都大学の創立125周年記念事業の一環として、2020年に立ち上げた学内ファンドです。京都大学が、本学のシンボルである「くすのき（楠）」のように、ゆっくりと長い時間をかけて着実に大木に成長するような学問を育てる場となるようにという思いをこめています。2年間で延べ約300人の本学研究者から応募があり、厳正なる審査の結果、2020年度には12名、2021年度には14名がそれぞれ採択されました。

【くすのき・125】では、採択された研究者の広報活動支援も行っており、これまでに17名の採択者へのインタビューを実施、その内容を記事・動画にしてホームページに公開しています。また、採択者を紹介する冊子も作成しています。

本事業は、担当URAの鮎川 慧 、園部 太郎 、白井 哲哉 、藤田 弥世 、豊田 裕美 、事務担当職員の大川 知子、伊藤 敦子、研究推進部研究推進課の早野 葵により企画・運営されています。今後も本事業を通して、本学の研究力強化に貢献していきます。