アジア・アフリカ地域研究研究科（ASAFAS）アフリカ専攻は、日本学術振興会 特別研究員制度（学振）申請書の書き方セミナー（フィールドワーク編）を約1カ月にわたり開催しました。本セミナーでは、学術研究支援室の若松 文貴 URAが講義を担当しました。
　本セミナーは、学術振興会特別研究員制度（学振）のDC1、DC2、PDへの応募を予定し、フィールドワークを調査手法として用いる大学院生を対象としています。計16名の院生・研究員が、ASAFASアフリカ専攻と人間・環境学研究科から参加しました。
　本セミナーでは、申請書の項目ごとに担当者が4回の講義を行い、受講者が課題として作成した申請書のドラフトを相互に講評する形式で実施されました。申請書を作成する際の思考方法や論理構成を習得しながら、申請書の作成を通じてフィールドワークを行うための学術的問い、研究目的、調査項目・手法、研究計画の立て方を具体的に学んでいきました。
　フィールドワークという調査手法に特化した申請書の書き方を学ぶことで、部局の枠組みを超えて次世代のフィールドワーカーが育成されることを期待しています。

講義資料

講義資料の例