学術研究支援室(KURA)では、2022年3月2日、「研究者の歩きかた」セミナー Dialogues “Life as a Scholar -Your Home and Beyond-”を開催しました。このセミナーは、国籍に関係なく母国以外での研究や滞在経験を持つ研究者に、研究活動状況や、価値観等の変化について伺い、そうした変化にどのように対応しキャリアを形成していくかについて、参加者と一緒に考える機会として企画されました。
冒頭、Francesca Pincella 化学研究所 講師、岡澤 康浩 人文科学研究所 助教、村上 翔 薬学研究科 大学院博士後期課程学生の3名がそれぞれのキャリアにおける移動・研究環境の変化をキーワードに経験談を参加者と共有しました。その後のパネルディスカッションでは、次世代研究者育成に詳しい仲野 安紗氏のファシリテーションで、現代の研究者のキャリアパスにつきものの研究環境の変化をどう捉えるのか、参加者の質問に答える形で対話が展開されました。参加者の関心が集まったのは、いずれも移動・環境の変化にどう主体的に対応するかという点で、スピーカーとの対話では以下のような気づきが共有されました。
このイベントは、本イベントの企画・ファシリテーションを委託した仲野 安紗氏の協力を得て、京都大学学術研究支援室(KURA)次世代研究者支援チームの伊藤 健雄 URA、園部 太郎 URA、豊田 裕美 URA、海外出身研究者支援(FRESH)チーム佐々木 結 URAが企画・運営を担当しました。
KURAでは、変化への適応を求められる次世代研究者を支援する取り組みを今後も継続していきます。
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