京都大学学術研究支援室(KURA)は2022年2月22日に第3回目の「Meet Your KU Community!」をオンラインで開催しました。このネットワーキング・イベントは、研究分野や所属を超えて京都大学の研究者をつなぐことを目的に、シリーズで開催しています。今回のイベントには24名(うち研究者15名)が参加しました。
今回の登壇者であるシュマッカー・ヤンディャク 京都大学工学研究科 准教授より経歴紹介の後、「Using New Data Sources for Tourism and Transport Planning」と題して、初めに都市の魅力を数値化する新たな手法の必要性が語られました。具体的には観光地での移動のパターン、滞留時間、密になっている施設の検知を行う際の分析方法についての説明を行われました。また、これらを測定するための新しいデータソースは、観光地や都市部での人々の動向やデータを理解するために、重要であるということが結論付けられました。その後の質疑応答では、参加した研究者から様々な質問やコメントが交わされました。
最後にKURAから、シュマッカー 准教授が桂キャンパスをフィールドに進めている実証研究「Wi-Fiパケットセンサを用いた混雑予測」の動画を紹介した他、最新の公募情報やイベント開催の予告も行われました。
このイベントは、海外出身研究者支援チームの小山田 彩 URAと佐々木 結 URAが中心となり企画・広報を行い、その他の海外出身研究者支援グループ4名(斎藤 知里 URA、桑田 治 URA、西田 美耶 事務担当職員、上村 綾菜 事務担当職員) が運営を支援しました。KURAでは、今後も研究支援を通して、海外出身研究者の研究力が最大化される環境づくりに努めていきます。
イベント情報はこちら