京都大学学術研究支援室(KURA)は2021年12月20日に第2回目の「Meet Your KU Community!」をオンラインで開催しました。このネットワーキング・イベントは、研究分野や所属を超えて京都大学の研究者をつなぐことを目的に、シリーズとして開催しています。今回のイベントには23名(うち研究者13名)が参加しました。
今回の登壇者であるピンチエラ・フランチエスカ 京都大学化学研究所講師より経歴紹介の後、「Green chemistry for a more sustainable society」と題して、グリーンケミストリーの主要な12の原則や具体例を取り上げながら、バイオマス資源の価値化や、森林バイオマスの分子変換などの説明等を行いました。さらに、ピンチエラ講師が中心メンバーとなって推進している女性研究者のネットワークや、英語で行う講義の改善のためのアイデアについてもふれられました。
質疑応答では、参加した研究者から再生利用が可能なバイオマス資源、リグニンの高付加価値化といった専門分野に関連した質問や、英語で行う講義改善のためのアイデアなど、が交わされ、活発な交流の機会となりました。
最後にKURAのSNSについての最新情報のお知らせや、次回ネットワーキング・イベントについての予告が行われました。
このイベントは、海外出身研究者支援チームの小山田 彩URAと佐々木 結URAが中心となり企画・広報を行い、その他の海外出身研究者支援グループ4名(斎藤 知里URA、桑田 治URA、西田 美耶 事務担当職員、上村 綾菜 事務担当職員) が運営を支援しました。KURAでは、今後も研究支援を通して、海外出身研究者の研究力が最大化される環境づくりに努めていきます。
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