京都大学学術研究支援室(KURA)は、NEDOの「先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム」に係る情報提供依頼(RFI)及び提案公募」の説明会を8月6日にオンラインで開催しました。
本事業では、〔1〕「エネルギー・環境新技術先導研究プログラム」、〔2〕「新産業創出新技術先導研究プログラム」及び〔3〕「マテリアル革新技術先導研究プログラム」の3つのプログラムの元で、対象となる研究開発課題を設定の上、委託先の募集が行われます。
これらプログラムは、上記の技術分野において、原則として、産学連携に取り組む大学・研究機関・企業等を対象に、事業開始後10年から20年以上先の社会実装を見据えた革新的な技術を開発することを目的としています。
本事業の特徴として、今後取り組むべき研究開発課題の募集にあたり、RFI(Request for Information)によって、まず広く研究開発に関する情報を収集した上で、公募対象の研究開発課題を設定し、公募が行われることがあげられます。 京都大学は、上記の技術分野において多くの革新的な技術シーズを有しており、対象となる研究者も多いことから、 KURAでは、NEDO関西支部の御協力を得て、上記プログラムに関するRFI及び提案公募に関する説明会の開催を企画しました。説明会には研究者、事務職員等をあわせて18名が参加し、オンライン上で活発な質疑が行われました。また、NEDO事業全般や今後の公募予定などの紹介もあり、本事業の位置づけなども理解することができました。
本事業の公募では、革新性及び独創性や将来的な波及効果が重視されること、また将来の国家プロジェクト化への道筋を立てることが求められます。そのため今回の説明会を通じて、学内の技術シーズ発掘URAの役割の重要性を強く意識する機会となりました。
本説明会は、KURAの産官学連携推進グループURA(伊藤 健雄 、山村 奈津子 、岡本 昌彦 )、web説明会担当・菅井 佳宣 URAが企画、開催しました。