2021年4月16日、京都大学学術研究支援室(KURA)は「2021年度CREST・さきがけ・ACT-X、AMED-CREST・PRIME公募要領等説明会」をオンラインで開催しました。
科学技術振興機構(JST)と日本医療研究開発機構(AMED)の当該事業を対象とする本説明会では、JST事業担当者と本学の過去の採択者を招聘しました。まず坂本 翼URAが趣旨説明を行った後、宮田裕行 JST戦略研究推進部主任調査員からCREST・さきがけ・ACT-Xの制度説明を、続いて廣井慧 防災研究所准教授と小林加代子 農学研究科助教から「採択者経験談」と題して、申請者の心構えや研究提案書作成のテクニックをご紹介いただきました。その後、下重 幸則URAによるAMED-CREST・PRIMEの制度説明を挟み、最後に岩崎未央 iPS細胞研究所助教からも採択者経験談をお話しいただきました。
当該事業は本学でも科研費に次いで申請数の多い重要なプログラムですが、国の「戦略目標」や「研究開発目標」の下で研究領域が定められるため、これらを踏まえて研究提案書を作成する必要があります。今回登壇いただいた採択者の先生方も、各領域で求められている内容をしっかりと分析したうえで研究提案書を作成されており、これから申請を行う参加者にとって示唆に富んだ話となりました。当日集まった67名の参加者の中からも、「内容の濃い説明会だった」、「採用経験者が何を考えて、どういう手法で申請書を改善していったのかが聴けて勉強になった」という声が寄せられ、大きな反響がありました。 KURAからは、大西 将徳URAと西澤 雅子URAも説明会の運営に関わりました。
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