京都大学学術研究支援室 (KURA)は、2021年4月14日に情報学研究科ならびに学術情報メディアセンターとの共催で、情報学領域の若手研究者を対象としたオンラインでのワークショップ<「京大の情報学研究を“256倍”盛り上げよう」-JSTグラント「CREST」「さきがけ」「ACT-X」「創発」への挑戦->を開催しました。
本ワークショップでは、春の大型研究資金公募シーズン(JST CREST/さきがけ/ACT-X、JST創発的研究支援事業 )を前に、①情報学領域の若手研究者を中心にこれらグラントのことについて知ってもらい申請意欲を高めてもらうこと、②過去に採択された研究者のお話しを聞き学びの機会とすること、③本学で情報学領域の研究を牽引する2つの研究科の研究者同士のコミュニケーションの場としてもらうことを目的としました。
本ワークショップでは、河原達也 情報学研究科長ならびに岡部寿男 学術情報メディアセンター長による趣旨説明の後、湊真一 情報学研究科教授より「情報学若手研究者の活性化に向けて」という題目で講演をいただきました。その後、今まで情報学研究科でさきがけ、ACT-Xに採択された3名の研究者から、グラントの採択のポイントや各グラントの活用で研究をどのように大きくすることができたかなどについて説明いただきました。最後にKURAよりJST CREST/さきがけ/ACT-X、JST 創発的研究支援事業 の応募要領や本学の最近の申請・採択状況などを紹介しました。情報学研究、学術情報メディアセンター、KURAなどから約50名が参加し、活発な質疑がありました。イベント終了後には参加者より、今年度のさきがけ、ACT-Xへの申請支援の依頼もいただいています。
本イベントは、本部理系地区チーム(松岡 信也URA、安永 隆亨URA、太田 一陽URA、浅見 智子URA)が五十嵐淳 情報学研究科教授及び森信介 学術情報メディアセンター教授らと共同で企画・準備に関わり、またKURAからの公募概要・新領域・申請注意事項等の紹介に関しては坂本 翼URA・大西 将徳URAからの支援も得ました。KURAは今後も、全学対象の企画はもとより、今回のような特定の部局・学術領域を対象としたイベントの共催や支援等を通じて、本学の研究力の強化に貢献していきます。
ワークショップのチラシ