京都大学学術研究支援室（KURA）は2021年3月22日、「超スマートエネルギー社会基盤技術共創コンソーシアム」成果報告会の開催を支援しました。

本学は平成30年度に科学技術振興機構（JST）の「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム（OPERA）」に幹事機関として採択されました。本プログラムの推進により「超スマート社会実現のカギを握る革新的半導体技術を基盤としたエネルギーイノベーションの創出」を目指し、4つの大学・研究機関および11の企業とともに、超スマートエネルギー社会基盤技術共創コンソーシアム（領域統括：木本恒暢 工学研究科教授）を設立して活動しています。

OPERAは2019年度末にオンサイトでのシンポジウムの開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）感染拡大防止のために開催を延期しました。2020年度もCOVID-19の感染拡大が続いたため、開催できなかったシンポジウムの代わりとして、各研究成果を発表する2020年度の成果報告会をオンラインで開催しました。

初のオンライン開催となりましたが、申込者数は120名を超え、本コンソーシアムが推進する研究成果が注目を集めていることがうかがえました。成果報告会では特別講演に中原健 ローム株式会社開発センター長、招待講演に土屋量平 日新技研株式会社機器部技術グループ次長を迎えたほか、各研究課題代表が研究の進捗状況や成果を発表しました。

KURAでは今後も、OPERAをはじめとする産官学連携プログラムを様々な側面から支援していきます。

「超スマートエネルギー社会基盤技術共創コンソーシアム」成果報告会チラシ