京都大学学術研究支援室（KURA）の海外出身研究者支援チームは、海外出身研究者にも世界的に卓越した知の創造につながる研究活動を行える環境を提供し、それにより京都大学の真の国際化に貢献することを目指して活動しています。

その一環として、まだまだ日本語中心の研究環境やコロナ禍の影響により孤立しがちな海外出身研究者を、研究分野をまたいでつなぐことを目指した英語によるネットワーキングイベントを小山田 彩URAが中心となり企画し、2021年3月18日（木曜日）に英語で試行開催しました（当日運営支援：佐々木 結URA、桑田 治URA）。

本イベントは会場参加とオンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式で実施し、人文社会系の海外出身研究者4名が参加しました。（参加者のお名前を公表しないことをお約束したため匿名とします。）

イベントの実施を通じて、「悩みを共有できる知り合いをつくること」と「研究活動の充実のために他分野の研究者と知り合うこと」の2つのニーズが明らかになり、また参加者からは、「こうしたネットワーキングの機会をずっと探していた」という熱いメッセージもあり、英語で実施するネットワーキングイベントの必要性が改めて確認できました。今回は試行開催としましたが、2021年度から回数を増やし同様のイベントを、回数を増やして開催していく予定です。海外出身研究者支援チームは、引き続き英語による研究環境改善への支援を通じ、本学の研究力強化に努めてまいります。