京都大学学術研究支援室(KURA)は、2020年12月14日(月)に筑波大学研究戦略推進室と共催で「気付きの時間(部屋)~研究と特許の〇〇な関係~TSUKURO~!」をオンラインにて開催しました。両大学の若手研究者を対象に、発明と特許についてより理解を深め、親しみを持っていただくことを目的とし、下見明嗣氏(化学業界 知財部門勤務 AIPE認定 知財アナリスト)を講師として招へいし体験型ワークショップを行いました。
12名の参加者が2つのチームを組み、様々な「歯ブラシ」の特許文献を読み込んだ上で活発に議論しながらアイディアを交換し、30分のグループワークを経てオリジナル製品開発に挑戦しました。その結果、「液体型粒子ブラッシュ」及び連結機能を活用した「超音波スマートブラッシュ」、いずれも固定概念に左右されないコンセプトが誕生し、次世代発明家の頭脳コンペティションが見事な引き分けで終わりました。終了後に、下見氏と数名のURAがチャットに残り、特許関連、産学連携や研究者のキャリアパスなどの課題を中心に参加者たちの質問に答えました。
本企画は、筑波大学URA研究戦略推進室 新道真代URA、森本行人 URA、KURA のヴィットフェルト アーロンURA、伊藤 健雄URA、笠原 のりこURA、鮎川 慧URA が担当しました。
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