京都大学学術研究支援室 (KURA)は、2020年12月7日と8日に「 2021年度科研費 学術変革領域研究(A・B)-新規領域-公募要領等説明会」(講師: 菅井 佳宣URA )をオンラインで開催しました。
学術変革領域研究(A・B)は従来の新学術領域研究の発展的見直しにより2020年度に新設された種目で、新学術領域領域の実質的な後継種目である(A)と、より少数・小規模の研究者グループによって実施される(B)が設定されています。比較的規模が大きく複雑な制度であることに加え、二度目の公募のため制度の詳細が十分に周知されていない種目です。そこで本説明会では制度の概要や審査の着眼点に基づいた応募書類作成上のポイントを説明しました。さらに2020年度採択情報にも触れ、厳しい競争率の中、京都大学から多くの領域が採択されたことも紹介しました。
2回の説明会で合計85名の研究者および職員が参加し、アンケートでは「種目の特徴や申請の注意点など、全体の概要がわかってよかった」といった意見や「応募準備期間を考えると、もっと早めに開催するべき」といった要望も寄せられました。研究者からのご要望は今後の支援活動に反映させていきます。
今回の説明会は科研費担当チーム(菅井URA、児嶋さなえ事務担当職員、大川知子事務担当職員、田上 款URA)の企画・運営で開催しました。
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