2020年12月1日、京都大学学術研究支援室(KURA)は公募型海外資金情報閲覧・検索データベースPivot-RPの運用を開始しました。
Pivot-RPには、北米、欧州、オーストラリアを中心とするファンディングエイジェンシーの助成金情報が豊富に登録されており、キーワードによる横断的検索に加え、あらかじめ任意の条件を設定しておけばその条件に合致する公募情報のアップデートを受け取ることもできるようになっています。表示される助成金の候補も本学研究者用に厳選されているため、必要な情報に素早くアクセスすることが可能です。KURAでは坂本 翼URA、小山田 彩URA、桑田 治URAが中心となりデータベースを運用し、情報提供の円滑化を進めています。
・公募情報データベース【Pivot-RP for Kyoto University】
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/support/minkan/kaigaisearch/
本学では、Horizon 2020やNIHグラントを獲得するなどして多くの国際共同研究が進められていますが、助成金の公募時期や公募分野は様々であるため、研究者が意図したタイミングでプロジェクトを立ち上げるためにはその時点で最も適した助成金に狙いを定める必要があります。これまでも京都大学学術研究支援室海外ファンド獲得支援チーム担当URAが中心となって情報提供を行なってきましたが、このたび運用を開始したPivot-RPを活用することで、海外を視野に入れた研究の一層の創出、加速に取り組んでゆきます。