京都大学学術研究支援室 (KURA)では、科研費の制度変更点や研究計画調書作成の注意点の周知を目的に、9月14日の「科研費申請対策明会・第一部」の説明を担当し、「科研費公募要領等説明会」を9月10日および16日に開催しました。また、海外出身研究者を対象とした「KAKENHI September Seminar(9月15日)」を英語で開催しました。
今年度は科研費若手研究に関して研究期間や応募資格の変更があった他、バイアウト経費の支出や若手研究者の雇用経費など、経費に関する変更等があったため、それらの周知を中心に説明を行いました。
また科研費申請対策明会・第二部(研究推進課担当)では審査委員経験者が登壇し、評価のポイントや科研費制度の詳細な解説を行いました。
新型コロナウィルス感染症対策のため、今年度は全ての説明会をオンラインで開催し、日本語説明会は合計で380名、英語説明会は48名の研究者および事務職員等が視聴しました。参加した研究者からは「審査方法や直近数年間の制度変更がよくわかった」といった感想が寄せられました。さらにオンライン開催に関しては、「参加しやすい」や「説明が聞き取りやすく資料も見やすい」といった開催形式を評価する意見が寄せられました。
KURAでは、上記の説明会や計画調書のブラッシュアップを中心に今後も研究者の科研費申請をサポートしていくとともに、11月以降に公募予定の学術変革領域研究の申請支援の準備を進めていきます。
日本語説明会は、科研費担当チーム(菅井 佳宣URA、児嶋さなえ事務担当職員、大川知子事務担当職員 、田上 款URA)が中心となり、公募要領等説明会は主催(企画・運営)を、研究推進課が主催した科研費申請対策明会は共催および第一部の説明を共催および第一部の説明を担当しました。英語説明会は海外出身研究者支援チーム(斎藤 知里URA、西田美耶事務担当職員、渡部紗朱事務担当職員、桑田 治URA、佐々木 結URA)の企画・運営で開催しました。
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