京都大学は令和元年度(2019年度)から戦略的パートナーシップ校を選定し、通常の大学間MOU(学術交流協定書)の枠を超えた、分野横断で持続的・重点的な国際交流を進化させ、世界を先導する先端研究を推進することを目的に掲げています。
京都大学学術研究支援室(KURA)のURA(鮎川 慧、ヴィットフェルト アーロン、神野 智世子、ヴィットフェルト アーロン、園部 太郎 )は、国際戦略本部、海外拠点とも協働しながら戦略的パートナーの候補校選定から関与しています。
昨年度のボルドー大学(フランス)、ウィーン大学(オーストリア)に続き、今年度はチューリヒ大学(スイス)、ハンブルク大学(ドイツ)、国立台湾大学の3大学が認定されました。さる2020年7月27日、28日、8月5日にそれぞれ山極寿一総長により協定書への調印が行われましたが、現下のCOVID-19の状況に鑑みいずれもオンラインでの調印式となりました。
今後は、学術交流をより推進するための研究分野マッチングや国際共同研究に資する外部資金の獲得支援などでのURAの貢献が期待されています。物理的な移動を伴う国際交流を進めるには困難が伴う環境下にあるものの、幅広い分野で未来志向の関係を構築することに努めていきます。
チューリヒ大学との調印式(左から、Christian Schwarzenegger副学長、湊 長博プロボスト 理事・副学長、山極 壽一総長、河野 泰之副学長)
ハンブルク大学との調印式(左から、Dieter Lenzen学長、河野副学長、山極総長)
国立台湾大学との調印式(左から、山極総長、Chung-Ming Kuan学長)