メッセージ学術研究支援室について

-京都大学の「卓越した知の創造」を支える-

京都大学 総長 山極 壽一 京都大学は1897年の創立以来、「自重自敬」の精神に基づき自由な学風を育み、創造的な学問の世界を切り拓いてきました。これまでに9人のノーベル賞受賞者、2人のフィールズ賞受賞者ら、世界を代表する先導的な研究者を輩出し、西田哲学、霊長類学など世界に類のない新しい発想や学問を生み出しています。これらの伝統を継承しつつ、最先端の研究推進を通じて学生や研究者の能力を高め、それぞれを活躍の場へと送り出すことを目標とするWINDOW構想の実現には、研究者らが国や分野を越えて異なる能力や発想に出会い、協力関係を形作る場を提供していくことが重要です。

そのため本学では、平成24年度より、研究担当理事直下に学術研究支援室(KURA)を設置し、大学の改革、研究力強化、国際化等を戦略的に支援・推進するリサーチ・アドミニストレーター(URA)を配置しています。現在KURAは、本学の機能強化や部局等の学内組織間連携、国際化、研究環境改善などを支援・推進するとともに、本学の強みを生かした学際融合研究シーズの育成、大学の国際的なプレゼンスの向上などに資する多様なプログラムを運営しており、WINDOW構想に基づく大学改革を推進するために不可欠な組織として定着しつつあります。今後もさらにこの研究支援体制を充実し,日本におけるリサーチ・アドミニストレーション組織のモデルとなるよう努めてまいりますので、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

平成28年10月
京都大学
総長 山極壽一


学術研究支援室は平成28年4月新体制でスタートしました。

京都大学学術研究支援室 室長 佐治 英郎 学術研究支援室は、平成23年度の文部科学省「リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステム整備」事業の補助を受け、8名のURAで発足しました。その後、平成25年度の「研究大学強化促進事業」により増員し、平成26年度には当初の3倍の室員数を擁する組織となりました。この拡充により、外部資金獲得支援業務に加えて研究活動の国際化、研究情報基盤の整備、産官学連携業務の支援、異分野融合研究の推進など、京都大学の研究力強化に繋がる様々な支援活動を、全学の研究支援組織や事務組織と協力して実施してきました。

一方、平成26年度には学内各部局の研究支援を目的として8地区に部局URA組織が設置され、教員および研究者と「顔が見える」関係を作りながら、当該部局所属の地区を主な活動の場として、さまざまな支援活動を展開してきました。

これら二つのURA組織、学術研究支援室と部局URA組織は、役割や活動内容がやや異なるものの、京都大学の研究力強化という共通の目標のもとに京都大学URAネットワークを形成し、協力し合いながら活動してきましたが、より質の高い充実した研究支援を実施するため、平成28年4月に二つのURA組織を一体化して新しい体制の学術研究支援室を発足させ、学術研究支援棟に研究支援業務のプロフェッショナル39名が一同に集結しました。

京都大学は、地球社会の調和ある共存に貢献すべく、世界を先導する質の高い先端的学術研究を推進して、多様な研究の発展と、その成果を世界共通の資産として社会に還元する責務を果たし、国際的にも高い評価を受けてきています。新しい学術研究支援室は、こうした京都大学の「卓越した知の創造活動」をより強力に支えるべく、大きくなった組織のスケールメリットを活かして、柔軟かつ活発な連携を促進し、専門性を考慮した適切な人材を配置して、多様な支援要請へ対応できる組織となるように力を尽くします。また、研究環境の整備ならびに研究推進支援活動の質向上のために、独自のユニークな研究支援企画の開発やその実施にも積極的に取組んでいきます。さらに、支援サービスのご案内や活動成果につきましては、本ウェブサイト等で積極的に情報発信していきます。今後とも、学術研究支援室の活動にご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

平成28年4月1日
学術研究支援室
室長 佐治英郎

大学改革と将来構想を担う重要なPieceとして定着

  • K.U.Research

研究を加速させる支援を。

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